Rソックスが延長戦制して4連勝 吉田は無安打

【レッドソックス6-5マーリンズ】@ローンデポ・パーク

日本時間7月5日、レッドソックスが延長戦を制し、敵地ローンデポ・パークでマーリンズをスウィープした。2対2のまま延長に突入したこの試合、11回表にレッドソックスはタイラー・オニールとエマニュエル・バルデスのタイムリーで2点を勝ち越す。しかし、マーリンズはその裏にヘスス・サンチェスの9号2ランで試合を同点に。レッドソックスは12回に再びオニールのタイムリー二塁打などで2点を勝ち越し、それが決勝点となった。レッドソックスの5番手ザック・ケリーに3勝目(1敗)、マーリンズの7番手マット・アンドリースに1敗目が付いている。

レッドソックス先発ニック・ピベッタは7回途中までノーヒットノーランの快投。7回無失点10奪三振でマウンドを降りた。打線も初回と6回に、4番ラファエル・デバースの2本の内野ゴロの間に2得点。そのまま逃げ切りたかったが、8回にマーリンズの1番ジャズ・チザムJr.と2番ブライアン・デラクルーズに連続タイムリーを浴びて同点に。土壇場で追いつかれ、試合は延長戦に突入する。

10回は両軍無得点に終わったが、11回にレッドソックスは均衡を崩した。一死3塁から3番オニールがショートへの強烈なゴロを放ち、バックホームの前に三塁走者デュランが還ってまずは1点を勝ち越し。さらに6番の吉田正尚に代わって試合に出ていたエマニュエル・バルデスもタイムリーを放って4対2とリードする。再度逃げ切りを図ったレッドソックスに対し、マーリンズの4番サンチェスは9号同点2ランで応え、試合は再び同点に。そして迎えた12回、レッドソックスは一死2・3塁からの内野ゴロと再びオニールのタイムリー二塁打で2点を勝ち越し。今度は裏のマーリンズの攻撃を犠牲フライの1点のみに抑え、6対5で勝利した。

レッドソックスはこれで4連勝目を決め、貯金を今季最多の8としている。ア・リーグのワイルドカード3位のプレーオフ圏内に位置し、今月末のトレードデッドラインでは買い手となるはずだ。

吉田正尚は「6番・DH」でスタメン出場し、タイブレークの10回に代走を送られて退いた。今日の吉田は4試合ぶりの無安打に終わり、4打数無安打2三振の成績。シーズン通算で打率.259、出塁率.329、OPS.672としている。

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