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会津若松市の鶴ケ城公園や会津東山温泉「御宿東鳳」などで3日、アバター(分身)を遠隔操作して接客する「オンラインアバター接客」を活用した観光案内サービスが始まった。市内各地にアバターを映し出すモニターやQRコード付き看板が設置され、観光客がどこでも手軽に観光案内を受けることができる。観光施設や飲食店への周遊を促し、観光消費額の向上につなげる狙いがある。
会津若松観光ビューローと市、東鳳を運営するオリックス・ホテルマネジメント、アバターのオンライン接客サービスを提供するAVITA(アビータ)が手がけた。2~3月の実証実験を経て本格導入した。
利用者が呼び出しボタンを押すと、これに応じた同ビューローの職員が猫のアバターを遠隔操作して質問や相談に応じる。画面上で同時翻訳もでき、100言語以上に対応できる。
モニターの設置は鶴ケ城公園と東鳳の2カ所。QRコード付き看板は会津武家屋敷や野口英世青春館など6カ所に設置している。今後、事業に合わせて新たに作成した市のオリジナルアバター「氏郷ちゃん」が登場する。
利用無料。運用時間は午前9時~午後4時半。