スーパーボランティア尾畠春夫さんが広島に 追悼集会に参列 西日本豪雨から6年

西日本豪雨の発生から6日で6年を迎えます。甚大な被害が出た坂町では5日朝、追悼集会が開かれ、全国各地でボランティア活動を行う尾畠春夫さんが訪れました。

坂町で開かれた追悼集会には小屋浦小学校の全校児童66人と大分県在住でスーパーボランティアとして知られる尾畠春夫さん(84)などが参列しました。
2018年7月6日に起きた西日本豪雨では大雨による土砂災害が相次ぎ坂町では災害関連死を含め、21人が亡くなり、今も1人が行方不明のままです。

【小屋浦小学校小学6年生・渡部芭菜さん】
「たった一つしかない命のありがたさを感じて、これからも大切に見守っていきましょう」

尾畠さんは2018年の西日本豪雨では呉市天応地区で土砂を撤去するなどのボランティア活動を行いました。その尾畠さんには、子供たちに伝えたいメッセージがありました。

【スーパーボランティア・尾畠春夫さん】
「私は生かされているという気持ちで毎日を過ごしてください。そうすると自分自身に優しくなる。何に対しても感謝の気持ちがわく」

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