東京メトロ丸ノ内線車両を広告ジャック! 男性も日傘を持つ時代、「俺たちも、涼しくなろう」

「記録的な暑さ」でも、ふだんどおりの出社。

日焼け止めでは、日差しそのものは止められない。

そんな文言が東京メトロ丸ノ内線の車内に躍る。

いわゆる車内広告ジャックトレインだが、会社の商品の紹介というより同時に新しいライフスタイルの提案に重点を置いているのが面白い。

一般に、日傘は女性の持ち物というイメージが根強く残っている。

暑い日差しや紫外線をカットして、日本の夏を健康的に涼しく過ごそう――そんなアイテムだ。最近では男性の日傘も誕生し、徐々に保有する人も増えているようだ。

日傘があると大幅に遮熱ができて涼しいらしい

現在、男性の日傘所有率は約1割ほどだという。今回の車内ジャックの経緯として、男性も抵抗なく日傘を持てるムーブメントを生み出したい、そんな社会を変えたい気持ちがこもっているようだ。

ワールドパーティの男性用日傘ブランド「Wpc. IZA 」は、男の晴雨兼用傘。

2024年4月時点で販売本数累計70万本を突破し、軽量スリムで突然の雨にも雨傘として活用できるのが特徴だという。

熱中症対策や暑さから体を守るための「日傘としても使える」コンパクトな折り畳み傘となれば、男性側からしても抵抗感は薄い。男性向けの夏のプレゼントとしても悪くないチョイスと言えるかもしれない。

缶コーヒーより軽いなど、傘の特徴を伝える広告が並ぶ

この東京メトロ丸ノ内線での広告ジャックは、2024年7月12日まで。

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