【SNSフォロワー計44万人超え】整理収納のプロのキッチン収納がスゴすぎた!

形も数もいろいろで、こまごました道具がたくさんあるキッチンは、整理収納アドバイザー視点の収納テクが光る場所!暮らしに合わせて試行錯誤を繰り返し、見事に完成したキッチン収納&しまい方を教えてもらいました。

<教えてくれた人>
SNSフォロワー計44万人超え☆メディアでも大活躍!
おさよさん(福岡県 39歳)
整理収納アドバイザー1級。夫、長男(14歳)、長女(11歳)の4人家族。家事アドバイザーなど多数の資格を持ち、TVや雑誌などメディアでも大活躍。インスタグラムは@osayosan34、YouTube「おさよさん家の収納ノート」

おさよさん流 がんばらなくてもキレイが続く 家事のくふう お母さん仕事がラクになる!

迷う時間、探す時間をなくす小さな工夫で料理も時短に!

「結婚当初は料理に3時間もかかっていたんです」と笑うおさよさん。料理も家事も苦手だったけど、スムーズにできるよう収納を工夫したおかげで、今では調理時間が30分に!「いちいち、どこにあるんだっけ、どうするんだっけと考える時間もストレスも減って、家族の手伝いも増えたんです」といいことずくめ。目からウロコの収納グッズ使いが光る工夫満載のキッチンは、居心地がよく、ハッピー感につながる起点になっているようです。

●キッチン収納スゴ過ぎ賢人の共通点
(1)1歩も動かず、取り出せる
(2)“チラ見”で、中身が全部見渡せる
(3)速攻で、家族が手伝える工夫がある

使いやすくてスムーズに調理できるキッチン収納の共通点は、自分にも家族にもわかりやすいこと。使う場所に使う物が必ずある、“秒”で何がどのぐらいあるか在庫が見えるなど、シンプルな鉄則を守ることが鍵でした!

【乾物・粉もの】使いかけの乾物はスライドバーで引っ掛け収納

なんと!書類用のスライドバー(綴じ具)に乾物をはさんだら、引き出しにちょうど吊せて取り出しやすいことが判明。「袋がクシャッとならないし、残量もわかって便利です」。

●粉ものは袋ごと軽量スプーンと一緒にしまう
粉ものの詰め替えは地味に面倒。だから袋ごと中身が見えるニトリの容器に収納し、キッチンの引き出しへ。「何が入っているかすぐわかるし、いちいちスプーンを洗わなくていいのもラク」。

【冷蔵庫】朝食セットは和・洋で分けてトレーにまとめる

冷蔵室には、朝食に使う物をトレーにまとめてセット。「和食セット」にはのりや梅干しなどご飯のお供が、「パンセット」にはバターやジャムがスタンバイ。これだけでも朝のバタバタが減。

●上からひと目で見渡せるようダブルクリップにラベリング
下ごしらえした食材を保存袋に入れて冷凍。冷凍室を引き出したときすぐにわかるよう、ダブルクリップをラベル代わりに。何がどれだけあるかが明確で、買い物前のチェックも簡単。

●汚れる場所には「紙」を使うと掃除がラク!
いちいち拭くのが面倒な冷蔵室のポケットにはペーパータイルを敷いておき、汚れたらポイ!土汚れが気になる根菜は、紙袋に入れてからかごに収納。汚れたら新しい紙袋に交換するだけだから気がラクに。

【ごみ袋】大小あってやっかいなごみ袋は種類ごとにべスポジをつくる!

●大きなごみ袋はタオルハンガーに直接掛けて
100円のタオルハンガーを引き出しの内側に取り付け。最初に滑り止めシートを巻き付けて、ホッチキスで留めてからごみ袋を掛けると滑りにくい。

●レジ袋は書類用のハンギングホルダーに掛ける
レジ袋や野菜保存袋などは、書類用のハンギングホルダーに掛けて自立させれば、1枚ずつ取りやすい。

●保存袋は、大きさごとに牛乳パックに立てて
Lサイズ・Mサイズ、洗ってからもう1回使う物など、種類ごとに立てて収納。牛乳パックなら汚れたら取り替えるだけでラク。

【食器】子どもが取りやすくしまうとママの負担はグッと減る

子どもでも手が届く場所に、ぱっと見てわかるように置くと、子どもが自分で出し入れしてくれてラク。

●毎朝このトレーだけ出せばOK
お茶碗、お椀、ヨーグルト用の食器をトレーにまとめて、忙しい朝、食器選びに迷う時間をゼロに。食器棚の下段の引き出しを抜いて取り出しやすくしたことで、家族も手伝いやすく。

※情報は、『サンキュ!』20年10月号~ 24年1月号に掲載された情報を一部再掲載、再編集しています。

参照:『サンキュ!』2024年7月号「整理収納アドバイザーの家と片づけ」より。掲載している情報は2024年5月現在のものです。撮影/大森忠明、おさよさん 編集/サンキュ!編集部

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