甲府市議「激励のつもり」 地元消防団にペットボトル飲料贈る 公選法抵触の可能性 山梨県

甲府市議会の橘田大洋市議が地元の消防団にペットボトル飲料を贈っていたことが5日までに分かりました。

市は公職選挙法に抵触する可能性があると指摘しています。

橘田市議によりますと、6月16日と17日、甲府市消防団の右左口分団と上曽根分団に、自費で購入した1箱24本入りのペットボトルのスポーツ飲料やお茶、計4箱を贈ったということです。

甲府市選挙管理委員会によりますと、公職選挙法では選挙区内の有権者に金品を寄付することを禁止していて、今回のケースは「法に抵触する可能性がある」としています。

取材に対し、橘田市議は「消防団を激励するつもりで去年も贈っていた。控えるべきだった」と説明し、今後は贈らない考えを示しました。

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