道内の再生可能エネルギー割合 初の4割越え 過去最高に

道内で発電される電力量に占める再生可能エネルギーの割合が、昨年度、初めて4割を超え、過去最高となったことがわかりました。 

北海道電力ネットワークの公表資料によりますと、2023年度の水力や太陽光、風力など、再生可能エネルギーの発電量の比率は、22年度と比べ、5.4ポイント上昇し、40.5%となりました。電源別では、風力が4.6%から7.9%に、太陽光が8.9%から10.3%に伸びました。 

国は現在、将来の電源構成目標などを示すエネルギー基本計画の改定を進めていますが、2021年の計画で定めた2030年時点の再生可能エネルギーの比率目標の「36%から38%」を道内はすでに上回っています。

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