「発注元として大変遺憾」県が自動車納税通知書作成委託の業者から約20万台分の個人情報流出に知事が陳謝【徳島】

7月5日の定例会見で、後藤田正純徳島県知事は、徳島県が自動車納税通知書の作成を委託している業者から、約20万台分の個人情報が流出した問題について陳謝しました。

この問題は、県が自動車税納税通知書の作成を委託している京都市の印刷業者「イセトー」がランサムウェアの被害を受け、これまでに約14万5000人、自動車約20万台分の氏名、住所、車のナンバーなどの個人情報が流出したものです。

この日の定例会見で後藤田知事はこの問題に触れ、県民に不安を与えたとして陳謝しました。

(後藤田正純徳島県知事)

「発注元として大変遺憾に思うと同時に、大変申し訳なく思っております」

また後藤田知事は、イセトーが個人情報を取り扱ってはいけないネットワークでデータを保存していたことについて、今後、契約関係も含めて厳正に対処したいと述べました。

その上で、この件に便乗して県や事業者を騙る手口の詐欺に気を付けてほしいと、県民へ注意を呼びかけました。

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