『藝大よ、地球を救え。』第3弾!さだまさし「新たな感動、考えもしなかったところに転がっていく不思議さ、その素晴らしさを味わって」

東京藝術大学客員教授である、さだまさしさんと、東京藝術大学教授である箭内道彦さんが発起人となって企画したことがきっかけで始動した『藝大よ、地球を救え。』第3弾が放送されます。

昨年6月、11月に放送し、アートの力を必要としている企業と、才能あふれる東京藝大生をマッチングさせ「アートの力で世の中を変えていこう!」という、史上初の東京藝大のバラエティ番組。

MCは、前回、前々回に引き続き、長田庄平(チョコレートプラネット)さんと向井慧(パンサー)さん。

もしかすると、この先人間国宝の可能性すらある、そんな才能の持ち主たちが番組に参加。さまざまな社会課題に対して、アートがどのように関わっていけるのか、解決にどうアートが関わっていけるか。

企業や自治体の課題を知り、そういった人々が求めるものを、藝大生たちはいかにしてアート作品として昇華させていくのか。そして企業は、誰の作品を選ぶのか。まだ見ぬ才能が、世の中を変える、そんな可能性を感じる番組です。

着物の固定観念をぶち壊すアニメーション動画

宮城県気仙沼市にある「たかはしきもの工房」からは、「着物の固定観念をぶち壊すアニメーション動画を制作してほしい!」という依頼が届きます。

着物・着付けの書籍出版や百貨店の催事にも出店する「着物界の名物女将」として、全国的に知られている、2代目女将。

着付けの大変さや着物伝統の難しさに縛られて、着物を着る習慣がなくなりタンスの肥やしとなってしまっている現状を嘆き、その価値観ごと壊してほしいと願い、今回は番組初の「アニメーション制作」を希望。アニメーションの若者への求心力に期待しているといいます。

このテーマに手を挙げた藝大生は、3人。アニメーション制作の大変さに頭を抱え…。

お店のイメージキャラクターを作ってほしい

茨城県那珂市にある「パン工房ぐるぐる」。

パン職人の世界大会に出場経験があるオーナーシェフから、こちらも番組初となる「お店のイメージキャラクターを作ってほしい」との依頼が。

茨城県では人気のパン屋さんですが、今後全国的に知名度をあげていくために目をつけたのが「キャラクターのブランディング力」。

企業理念を反映させた、みんなに愛されるキャラクターを求めているとのこと。このテーマに挑戦する藝大生は、3人。

「キャラクター」とは、一体どのように作るのか。大事にすることは何か…発想を生み出すために、誰もが知るキャラクターで有名な会社を訪れ、その制作の極意を教わります。あのキャラクターには、驚くべき秘密が…。

思わず旅に行きたくなるアート作品

大手旅行会社「HIS」がクライアントに。

約30年の歴史を持つ新宿の店舗を、別場所にリニューアルオープンする「HIS」。今回の依頼は、新店舗に「思わず旅に行きたくなるアート作品を置きたい」というもの。

「HIS」の店舗といえば、店員さんにカウンターで旅行のプランを相談する場所、というイメージが強いですが、新店舗は「まだ具体的な旅行を決めていない方に、旅の楽しさを発信していく場所」にしたいといいます。

この大規模かつ難解な依頼に挑む藝大生は、今回最多の4人!この番組史上最難関ともいえるテーマに、想像を覆すプランを提案する藝大生たち!

長田さん絶賛のプランなど「HIS]のみなさんもどれを選ぶか頭を悩ませ…。

『藝大よ、地球を救え。』(関東ローカル)は、7月6日(土)14時30分より、フジテレビで放送されます。

<さだまさし コメント> <さだまさし コメント>

我々の予想外の人が選ばれることもあるし、選ばれたものが予想以上のものであるなど、今回も非常に楽しめる形となりました。「藝大のパワーというのはすごいな」と、改めて思いました。

それをみんなで楽しめるというのは、良いエンターテインメントではないか。今回参加してくれた学生たちは、決して我々と遠いところにいる学生ではなく、もしかするとこれから仕事をするかもしれない可能性を秘めています。

そんな学生たちがテーマに挑む姿を見て、作品を見て、僕らがワクワクしているように、視聴者のみなさんも番組を見てもらえれば、一緒にワクワクしてもらえると思います!

芸術やアートというものを通じて、この番組を通じて、生活の中での新たなワクワク、新たな感動、考えもしなかったところに転がっていく不思議さ、その素晴らしさを味わってほしいです。

<箭内道彦 コメント>

学生がどういう作品を作るのか、心配しつつ、ドキドキしつつ、毎回番組に参加しているが、みんなが全力で依頼に対して挑んでくれていて良かったです。ぜひ、視聴者のみなさまも楽しみにご覧ください!

<向井慧 コメント> <向井慧 コメント>

僕もバラエティという観点でいろいろな仕事をしていますが、こんなに社会と結びついていることを感じられるバラエティ番組もなかなかないので、非常にやりがいがあります。

藝大生のみなさんの個性、人の魅力を見ているだけでも面白い。マッチングしなかった藝大生の中にも、「この人の作品は見たかった」という子もいる。

個性の強さなどもあり、今回挑戦してくれた学生の、ほかの作品も見てみたいと思いました。そういう人たちの才能が生み出す作品を見ているだけで、とてもワクワクしました!

<長田庄平 コメント>

3回目ともなると、藝大生のキャラクターが立ってくる、新しい藝大生が出てくるなどがあり、そういった個性を見ているだけでも楽しいです。アートもそうなのですが、参加してくれたキャラクターの良い藝大生、面白い藝大生にも人気が出てくれれば、さらに盛り上がるのではないかなと思います!

今後、そういった藝大生の才能をハンティングしたいとも思いました。発想がすごく面白いし、自分たちのネタにも近い発想があるのではないかと思うと、いろいろな可能性を感じます。

この番組は、企業の方から発注が来て作品を作るので、自分が思っているものを向こうに合わせた形で出して行く面白さがあります。こういった発想が、どんどん広がってほしいと思いました。

<番組概要> <番組概要>

『藝大よ、地球を救え。』

放送日時:

7月6日(土)14時30分~(関東ローカル)

出演:

さだまさし

箭内道彦

長田庄平(チョコレートプラネット)

向井慧(パンサー)

企画:木月洋介(フジテレビ)

演出:山森正志(株式会社イースト)

チーフプロデューサー:竹岡直弘(フジテレビ)

(敬称略)

制作協力:株式会社イースト

制作著作:フジテレビジョン

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/geidaiyo/index.html

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