「彼らの友情は変わらない」長友佑都と“元悪童”カッサーノの再会に伊メディアも感慨!「ふたりのハグ、ジョーク、そして爆笑は...」

旧交を温める様子は、多くの人を笑顔にさせたことだろう。

元イタリア代表のアントニオ・カッサーノが、インテル時代のチームメイトである長友佑都と再会した。自身のSNSにそのときの様子を投稿している。

2012-13シーズンにインテルでプレーしたカッサーノは、当時インテルで初のフルシーズンに臨んでいた長友と親しくなった。現役時代に“悪童”と呼ばれたカッサーノだが、コミュニケーション能力の高さを誇る日本代表DFとはウマがあったようで、その仲の良さはたびたび話題となった。

カッサーノは先日、家族で日本に旅行していることをSNSで明かしていた。当然、予想されたように、長友との再会も果たしている。投稿動画では、長友がカッサーノにブランケットをプレゼントし、イタリア語のスラングで“罵倒”する様子が見られた。

カッサーノによると、長友とはインテル時代、映像ミーティングの際に一緒に一枚のブランケットにくるまっていたという。長友はプレゼントする際に「オレたちのブランケットだよ」と話しており、彼らにとって思い出深いアイテムであることがうかがえる。

【動画】来日したカッサーノを“罵倒”長友佑する都
爆笑するふたりの様子に、カッサーノの古巣サンプドリアの専門サイト『Club Doria 46』は、「元チームメイトのふたりのハグ、ジョーク、そして爆笑は、世界の別々で暮らし、一緒に楽しむ機会が少なくても、彼らの友情が変わらないことを示した」と報じた。

「ひとつのスシ、一杯のビール、一枚のブランケット、そしてたくさんの爆笑は、10年以上にわたる友情のプレイボタンを再び押したのだ。ただ一度のバカンスで十分だったのだ」

あらためて長友佑都の偉大さがうかがえるエピソードではないだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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