SnowMan、事務所あげての国民的グループ推進にモヤる古参ファン『それスノ』V6継承と目黒蓮・ラウール加入の過去を告白する事情

Snow Man(C)ピンズバNEWS

Snow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい(それスノ)』(TBS系/金曜よる8時)で、V6から「未成年の主張」を継承することに、賛否の声が寄せられている。

問題の「未成年の主張」は、V6がレギュラー出演していた『学校へ行こう!』シリーズ(同局系)の看板コーナーで、V6のメンバー2人が見守る中、学校の屋上で生徒が思いのたけを叫ぶというもの。1995年に放送されて大ヒットした、連続ドラマ『未成年』の最終回で主演のいしだ壱成(49)が叫んだシーンがが元ネタ。

6月28日放送の『それスノ』では、岩本照(31)と佐久間大介(31)が東京都の高校を訪問。岩本は「伝説の企画をやらせていただく」、佐久間は「V6兄さん見てくれますかね?」とコメントした。また、スタジオゲストにはV6の元リーダー・坂本昌行(52)と、当時『学校へ行こう!』にレギュラー出演していた紗栄子(37)が出演した。

学生たちの主張は、好きな女子3人に次々と告白する男子や、『それスノ』のプロデューサーをやりたいという女子などで大盛りあがり。彼女から別れを切り出し、彼氏もそれを受け入れるという主張には、以前は「つきあってください」と告白して、それに返事をするというパターンが定番だったため、紗栄子が「令和の主張って、こんなの?」と驚いた。

そして、『それスノ』バージョン「未成年の主張」の感想を求められると、紗栄子は「『学校へ行こう!』時代とは別の、Snow Manさんらしい新しい回になってた」とし、「マインドが受け継がれていくことがうれしかった」とコメント。続けて、坂本が「この未成年の主張、この番組で受け継いでもらいたい」と提案し、Snow Manを歓喜させた。

これに対するX(旧ツイッター)上の反響は、《それスノが未成年の主張受け継ぐのはホンマにアリだと思う ああいうバラエティーが必要》《レギュラー企画としてやってくのはどうかなあ…って感じ 正直オリジナルを超えられる事はないと思う》《申し訳ないけど、引き継がないで欲しいと思いました。他の企画でそれスノは十分面白いです》など賛否の声が。

■目黒蓮・ラウール・向井康二加入の経緯も

「否定的な声には、Snow Manが先輩の力を借りるのではなく、オリジナル企画で勝負してほしいという思いがあるのでしょう。ただ、“未成年の主張”は『学校へ行こう!』終了後も、特別番組でも取り上げられた人気企画。かつて見ていた人が『それスノ』を見るきっかけになるので、継承によって国民的番組、国民的グループへ大きく前進するのは間違いないです」(芸能ライター/坂上五郎)

また、7月5日放送回の予告には、嵐・二宮和也がゲスト出演し、スタッフのいない場所で、初めて本音をぶつけ合うトーク企画の一部が流れ、こちらにも賛否の声がーー。

そのトークでは、渡辺翔太(31)が「最終的に10何人になる予定だった」や「滝沢くんが行くんだったら、オレらも行くのかなって」と発言。かつて向井康二(30)、目黒蓮(27)、ラウール(21)の3人が新たにメンバーとして加入した経緯や、Snow Manのデビューに携わっていた、滝沢秀明氏(42)の退所についても語られるようだ。

これに対してもX上で賛否が別れ、《滝沢の話誰が興味あんの? スノってこれからこういう扱いをされるのかもしれないですね。矢面に立たされて、色々憶測があることについての釈明をさせられるみたいな》《この企画出た段階で本人達も了承してるだろうし、ある意味一区切りつけたいんじゃないかな》などの声が。

「賛否の声はありますが、これは、もちろん事務所公認で、過去のことをいったんここで明らかにする。そして、あらためてSTARTO社で、9人のSnow Manとしてやっていくという宣言なのでしょう。先の企画継承も含め、事務所側もSnow Manを次のステップに進め、国民的グループに押し上げようという意図を感じます」(前同)

滝沢氏の退所や、故ジャニー喜多川氏の性加害問題などネガティブな状況が続いていたが、それも落ち着いてきて、グループとしてもメンバー個人としても、それぞれ活動が活発化しているSnow Man。だからこそ、このタイミングで企画継承、過去の告白なのだろう。今後の躍進に期待したい。

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