青森市の病院敷地内で8匹のサル目撃「距離感が近くなってきている」

連日、青森市内でサルの目撃情報が続いています。5日は病院の敷地内で、8匹のサルが目撃されました。

【比内希記者】
「こちらの病院の敷地内では、けさ、サルが複数匹目撃され、あちらの銀色の柵の上を歩いていたということです」

午前7時半ごろ、青森市雲谷にある芙蓉会病院の敷地内で、サル8匹が目撃されました。サルは柵の上を移動して木の枝によじ登り、林の中へ消えていったのが確認できます。このサルによる被害はなかったということです。

サルを目撃した病院の関係者は。

【芙蓉会病院 事務部 渋谷雅仁部長】
「走って遊んでいるような感じ」
「数が多くなってきているのと、距離感が近くなってきているといいますか」

こちらの病院では、6月14日にも10匹あまりのサルの群れが目撃されています。

【目撃した職員】
「車が止まっているあたりにサルが林の方から出てきて、車の方に飛び乗ったりして」

駐車場の車の上のほか、らせん階段によじ登っていたサルもいて、職員が音を立てて追い払おうとしても、なかなか逃げなかったということです。

【芙蓉会病院 事務部 渋谷雅仁部長】
「患者様とかいらっしゃるので、職員とかに注意喚起を促すしか今のところできていないですが」
「対策をこれから本腰入れて考えないといけないなと」

芙蓉会病院では、病院内や駐車場に貼り紙などを設置して、注意を呼び掛けています。

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