七戸町の死体遺棄事件 元会社員の男 起訴内容を認める「十枝内被告の指示で手足を固定」

青森県七戸町の地中から男性の遺体が見つかった事件についてです。生命身体加害略取や監禁などの罪に問われた、当時会社員の男の初公判が開かれました。男は起訴内容について全面的に認めました。

起訴内容などによりますと、七戸町の元会社員、町屋勝彦被告(53)は、元会社役員の十枝内伸一郎被告(47)たち3人と共謀して、2024年1月、当時トラック運転手だった谷名幸司さんに暴行を加えるなどして車で連れ去った、生命身体加害略取や監禁といった罪に問われています。

5日の初公判で、町屋被告は起訴内容について全面的に認めました。被告人質問の中で町屋被告は谷名さんを連れ去る際、十枝内被告の指示で谷名さんの手足を結束バンドで固定したことや、十枝内被告から報酬として1万円を受け取ったことを明らかにしました。

また、現在の心境については「すべて後悔でしかない」、「申し訳なく思っています」と話しました。

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