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陸奥湾の海底でおよそ7カ月間熟成されたワインが引き揚げられました。
下北ワインを手掛けるむつ市のサンマモルワイナリーは、2023年12月にむつ市川内町沖およそ1.2キロの陸奥湾に赤ワイン520本を沈めました。
それからおよそ7カ月が経った7月5日、ダイバーなどが水深21メートルの海底からワインが入ったケースを引き上げました。
水温15℃前後に保たれる海底に沈めることで海流や波の影響を受けて熟成が早まり、味わい深いワインに仕上がるということです。
【サンマモルワイナリー製造部 寺沢文也次長】
「渋みが柔らかくなって、酸味が落ち着いて、果実味豊かな赤ワインになっていれば良いのかなと私自身は期待しております」
「今回は赤ワインっていうこともありますので、海産物に限らず、鶏肉だったり牛肉だったり、青森県内のいろんな物と合わせて楽しんでいただければ良いかなと思ってます」
海底で熟成されたワイン「Poseidon」は2025年春、下北ワインオーナー制度の会員に配られるほか、ホームページで限定販売される予定です。