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夏本番を感じさせる厳しい暑さとなった中、鳥取市の白兎海水浴場では5日、県内のトップを切って海開きを迎えました。
海開きの神事では、市や観光協会の関係者などおよそ20人が海水浴場の安全を祈りました。
白兎海水浴場が海開きするのは実に5年ぶりとなります。新型コロナに加え、監視員の人員不足や経費などの理由で2020年から海水浴場として開設していませんでした。
白兎観光協会・和田俊彦会長:
いつまでも開設しないということはできないという使命感があり、今年からはイメージを変えて開設した。
2024年は、地元企業とキッチンカーを出店してもらう契約を結んだことで、黒字化に目処が立ち、なんとか開設にこぎつけました。
ただ海開きをして海水浴シーズンの初日を迎えましたが…。
杉谷紡生記者:
見渡す限り人の姿はありません。さみしい海開きとなりました。
海開きの日には例年、近くの小学校の児童が招かれ、大きな歓声が響いていましたが、2024年から熱中症のリスクを考慮して児童の招待を廃止。平日で、しかも猛烈な暑さのせいか一般の海水浴客の姿もなく、少しさみしい幕開けとなりましたが、5年ぶりの海開きに関係者は期待を膨らませます。
白兎観光協会・和田俊彦会長:
暑い夏を期待していて、まずはお客さんに喜んでいただくこと、リピーターが増えることを大きな目標に、やり方を少しずつ変えながらやっていこうと思っています。
白兎観光協会はこの夏、コロナ禍前と同じおよそ8000人の来場を見込んでいます。