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火事から命を守るために福島市の岡山小学校では、火事の際の避難方法を学んだ。
子どもたちが入っていくのは、訓練用の煙が充満している体験ハウス。リアルな火災の現場を体験できる。1年生から2年生の約150人の児童が、火事の際の避難方法を学んでいた。
「ここだぞ~。出口ここだぞ~」「ゲホゲホ」
参加した男の子は「姿勢を低くして、ハンカチを右手で持って、口を抑えて頑張りました」と話す。これは福島市が企画した「ぼうさい体験パッケージ」という取り組みで、子どもたちはクイズやリレーなどを通じて防災を楽しく学んでいた。
参加した児童は「ランドセルとかもどっちかの手で持っていたら、右手とか左手とか(片方)しか使えないから、ちゃんと背負ったり、頭に(帽子やヘルメット)付けたりすることが分かりました」と話す。
福島市危機管理室の高橋千裕主査は「家族と話していただり、体験を振り返って貰って、災害の備えにしていただければと思います」と話していた。
福島市では今後も市内の小・中学校で展開を続ける予定だ。