![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1181922417929994803/origin_1.jpg)
福島県会津若松市内を見守る会津慈母大観音像。5月頃は白い姿をしていたが、現在はピンク色になっていた。
<可愛らしい観音様に>
福島県会津若松市の「祈りの里 会津村」にある会津慈母大観音像。そのピンク色の可愛いらしい雰囲気に、思わず写真を撮る人も。観光客は「いいですね。私ピンクが大好きなので」「とても可愛らしくて、このままでもいいんじゃないかなと思います」と話す。
<ピンク色は下地の色>
これは修復作業の一環として塗られたもので、ピンク色は本来の観音像の白色に塗る前の下地だという。5月中旬から始まった塗装は手作業、作業をするクライミングワークスの水野皓貴取締役は「白から白だと塗り残しが分からない。ピンクにすることで、その後の白に塗る工程での塗り残しを防ぐためにピンクから白にしてます」と説明する。
<魔除けの意味も>
ピンク色に美しく染まった観音像。比べてみると印象は変わったが、穏やかな様子に変わりはない。
ピンク色には魔除けの意味があるということで、会津村の副支配人・古崎亮兵さんは「色んな方に見ていただきまして、悪いものを祓っていただきたい。見た目も可愛らしくなりましたので、多くの方に見ていただければ」と話す。
ピンク色の姿は約一年間見られる。