銀座の高級腕時計店から腕時計など3億円相当奪った等の罪 当時19歳だった無職の男に懲役13年求刑

東京・銀座の高級腕時計店で3億円相当の腕時計などを奪ったなどの罪に問われた当時19歳の男について、検察側は5日、懲役13年を求刑しました。

横浜市の無職の男(当時19歳)は去年5月、岐阜県大垣市の住宅に押し入って男性に大ケガをさせ現金およそ2200万円を奪い、またその数日後、東京・銀座の高級腕時計店から腕時計など3億円相当を奪った罪に問われています。

男はこれまでの裁判員裁判で起訴内容を認めています。

5日の論告で検察側は「大垣は遠方から実行犯に指示を出し、銀座は実行犯として主体的に関与して重要な役割を果たした」などと指摘し、懲役13年を求刑しました。

一方、弁護側は「報酬は1円も得ておらず、大垣事件の共犯者による現金持ち逃げの責任を取らされる形で5000万円を支払うよう指示者に脅されていた」として、懲役8年が相当と訴えました。

判決は7月10日に言い渡されます。

※画像は視聴者撮影

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