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働きたいシニア世代と企業側のギャップが見えてきました。
実に、1兆390億8200万円。
これは就業を希望するシニアが職を得られない場合の経済損失の試算です。
不動産や暮らしに関する情報を提供するLIFULLの調査では、働く65歳以上の人の約2割が希望通りの仕事に就いていないと回答しました。
理由について、8割以上が「自身の年齢が高い」と答え、「応募できる企業が少ないから」などが続いています。
企業側は8割以上が人手不足と答えていますが、65歳以上の採用を積極的に行っているのは約2割でした。
採用を行っていない理由は、「体力・健康面に不安がある」の他に、「任せられる仕事がない・わからない」などでした。
また、「即戦力として活躍が期待できない」といった回答もあった。
一方で、65歳以上を採用した企業の7割近くが“即戦力”だったと答えています。