大谷翔平 3試合ぶりの無安打も今季17個目の盗塁!メジャー通算103盗塁で松井稼頭央を抜き日本人2位に浮上

大谷翔平 PHOTO:Getty Images

<2024年7月4日(木)(日本時間5日)ロサンゼルス・ドジャース 対 アリゾナ・ダイヤモンドバックス @ドジャー・スタジアム>

大谷翔平(29)が4日、ダイヤモンドバックスで「1番・DH」でスタメン出場し、3打数ノーヒット、3三振で、3試合ぶりの無安打に終わった。

日本では5日で大谷は30歳の誕生日だが、現地はまだ4日。アメリカでは今日は独立記念日の祝日で、ドジャー・スタジアムは今季10度目のチケット完売。5万2千人のファンが球場に詰め掛けた。

ダイヤモンドバックスは、昨季17勝でワールドシリーズ出場の原動力となったエース右腕のギャレンが先発。大谷は過去、3打数ノーヒット、2三振に抑えられている相手。

今日も1回表にダイヤモンドバックスに2点を先制されたドジャースはその裏。

大谷の第1打席、フルカウントからの6球目を見送って四球。続く2番テオスカー・ヘルナンデスのヒットで二塁に進んだ大谷は、二死となってから、5番ヘイワードの打席で三盗に成功。今季17個目の盗塁を決め、メジャー通算103盗塁として、松井稼頭央を抜き日本人2位に浮上した。

3回表のダイヤモンドバックスの攻撃では、初回に一発を放った4番ウォーカーが2打席連続のツーランで4-0。

ドジャースキラーの主砲は2試合連続の2ホーマーでドジャース3連戦で5発と大爆発。今季22本となり、本塁打ランキングも一気にナ・リーグ単独2位に浮上。トップ大谷に5本差まで迫った。

大谷の第2打席はギャレンの内角に落ちるナックルカーブに空振り三振。

4回裏はドジャース下位打線が奮闘して3点を返上。3-4とダイヤモンドバックスに1点差に詰め寄る。二死一塁という場面で大谷に打席が回ると、一塁走者のバーンズが3球目に二盗を決めて、ランナー二塁。

一打同点というチャンスに、スタンドからは大歓声が上がるも、見逃し三振に倒れた。

3-5で迎えた7回裏の大谷の第4打席は一昨日の試合で27号を放った右腕マルティネスのスライダーで空振り三振に終わった。

大谷はこの日、3試合ぶりの無安打かつ3三振で、打率は.316となり、リーグ首位から陥落し2位となった。試合は、ドジャース投手陣が今日もダイヤモンドバックス打線に捕まり、同地区ライバルに3-9で敗れた。

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