浦和で罰金最大10万円?西大伍が激白「興梠慎三は諦めていた」ルールとは?

西大伍 写真:Getty Images

いわてグルージャ盛岡所属の元日本代表DF西大伍が、浦和レッズ時代を回顧。同クラブならではのルールや罰金事情を明かしている。

同選手は鹿島アントラーズやヴィッセル神戸などでプレーした後、2020シーズン終了後に神戸から浦和へ完全移籍。2021シーズンのJ1リーグで25試合に出場して1ゴールをマーク。天皇杯のタイトルを獲得したが、2022年1月に契約満了によりチームを去った。

そんな西は、今月5日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「浦和の時は(クラブ施設への往復で)道路が渋滞する頻度が多かった。たまに朝も混んで、一回だけそれで遅刻しちゃった」と切り出すと、「サッカークラブだと遅刻に対してすごく厳しくないですか?罰金になるんですか?」という問いに対して「そうだね。(練習を)始められなくなったりする」と答えている。

浦和に1シーズン在籍した西だが、体脂肪率の管理が厳しかったことも告白。「体脂肪率が(一定の基準を)下回らないと罰金みたいな。1か月1回やるのに、何かをつまんで測るやつで、最大10万円くらい取られる。興梠慎三は最初の段階で諦めて10万円払っていた。(基準は)10%とかだったと思うけど、(測定方法が)結構アナログだった」と、元チームメイトの罰金事情にも言及した。

「最後の最後の月は(体脂肪率の基準を)クリアしたけど、もしかしたらフィジカルコーチが手心を加えてくれたかもしれない。契約も終わるし、返してあげようみたいな」と語るなど、浦和独自のルールをクリアするのに苦労していた西。それでも「食事はこっちで管理している。体重なんて、もう何年も変わっていない」と自身のプロ意識についても語っている。

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