スパリゾートハワイアンズ（いわき市）の新人フラガールが5日夜、ステージデビューを果たした。節目となる60期生の5人は先輩に交じって堂々とした踊りを披露し、ステージを華やかに彩った。
5人は埼玉県深谷市出身の峰岸桃花さん（18）と美弥（みみ）さん（18）の双子、東京都江東区出身の鎌田希海（のぞみ）さん（19）、茨城県桜川市出身の塚田夢乃さん（18）、東京電力福島第1原発事故を受け浪江町から郡山市に避難した沢田（さわた）梨花（りんか）さん（18）。フラガールを養成する常磐音楽舞踊学院に4月に入学し、レッスンを重ねてきた。双子のフラガールは開業以来3組目、16年ぶりとなった。
5人はショーのオープニングに登場したほか、ニュージーランドの踊りを披露。終盤にはタヒチの迫力ある群舞を踊った。ショーの後には5人が抱負を述べるセレモニーも行われた。
沢田さんは「60期生全員で夢の一歩を踏み出すことができてうれしい。フラを愛し、フラからも愛されるフラガールになります」と充実した表情で語った。
