熱中症疑い20人搬送 福島県内で今年最多

 県内の各消防本部の5日午後5時現在のまとめによると、福島、郡山、いわき、二本松、伊達、桑折、小野、双葉の8市町で計20人が熱中症の疑いで病院に運ばれた。中等症6人、軽症14人だった。

 熱中症の疑いで1日に搬送された人数としては今年最多とみられる。このうち、9人がいわき市での搬送だった。

 桑折町では同日午後2時10分ごろ、70代男性が自宅で体調不良を訴えた。エアコンを使用していなかったという。軽症とみられる。

 浪江は36.5度

 5日の県内は浪江町で最高気温36.5度、伊達市梁川町で36.2度、福島市で35.9度、石川町で35.8度と、観測点30地点のうち4地点で猛暑日になった。4地点を含む20地点では今年最高気温を観測した。いわき市では32.0度だった。

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