ルーマニア代表が日本代表をお手本に!?ユーロ最高の引き際で称賛

ルーマニア代表 写真:Getty Images

ドイツで開催中のユーロ2024(UEFA欧州選手権)に出場していたルーマニア代表。日本時間7月3日のベスト16でオランダ代表に0-3で敗れたが、試合後のロッカールームで不満を爆発させる代わりにピカピカに掃除を行って大会を後にしており、多くのファンから賛同を集めている。

ミュンヘンのアリアンツ・アレーナのロッカールームには草一本残っていなかったようで、その様子がUEFA公式Xに投稿された。「これはマスタークラスだ」、「こんなことするのは日本人だけだと思っていた」、「すごい」、「上品なジェスチャーだ」などと、コメントが寄せられた。

また、アメリカの掲示板型ソーシャルニュースサイト『Reddit』上でも、エドワード・ヨルダネスク代表監督率いる同チームが称賛を集め、「ルーマニア人は本当にメガクラスだ」、「彼らに大きな敬意を表したい、手紙もいいジェスチャーだった」などと反響を呼んでいる。

ルーマニア代表はロッカールームに手紙を残し、下記のようにホスト国のドイツに対して最大限の感謝の意を表している。

「ユーロ2024は、これまでの私達の活動で最も重要なサッカー経験の一つで、その舞台がドイツであったことを嬉しく思います。試合ごとに、私たちはサッカーの魔法を感じられ1つになりました。私たちはルーマニアのために全力を尽くし、この大きなヨーロッパ・サッカーファミリーの一員であることは光栄でした。私たちを故郷にいるような気持ちにさせてくれてありがとう!すべての条件に感謝しています。ルーマニア代表チーム」

© フットボール・トライブ株式会社