“孤独な子育て”にならないよう「ママ同士が協力し育てる仕組み」を!“協育”の機会を広めるため奮闘【アスヨク!】

愛知県尾張旭市にある「印場ふれあい会館」に集まっていたのは、多くのママや子ども達。

ママと一緒に遊んだり、お絵かきをしたりと、子ども達が楽しく遊んでいます。

そんな子ども達を見守っているのは、西川とし子さん(86)。

昔と比べると“孤独な子育て”が多いとも言われる現代。かつて保育士として働いていた経験を活かし、「ママ同士が協力し、育てる仕組み」、その名も“協育”を始めました。

西川とし子さん(86):
ママたちが安全を確認できるところで、子どもは安心してやりたいことをやる。

保育園に入らず、親子で参加する“協育”は、0歳~6歳の未就学児が対象で公園で遊んだり、ママ達の育児相談会も行われたりしています。

西川とし子さん(86):
100冊本を読んでもわからなかったというママたちも、時々いるんです。幼児を育てるというのは、デジタルではなくてアナログですから、経験がすごく強いんですね。

西川さんが保育士として働いていたのは、20代の頃。その後、「自分の手で子どもを育てたい」というママたちのため、“協育の場”を作りました。

西川とし子さん(86):
もっとお母さんの力を理解して、もっともっと応援・支援して、“協育”の機会を増やしてほしい。

子育ては1人で抱え込むことではなく、みんなで協力して行っていくものなのだと伝えるため奮闘する西川さんの活動は、あすも続きます。
(「イット!」6月28日放送より)

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