甲子園めざし熱戦 全国高校野球選手権広島大会が開幕 マツダスタジアムで開会式

マツダスタジアムで開かれた第106回全国高校野球選手権広島大会の開会式で整列した選手たち

 【全国高校野球選手権広島大会開会式】

 第106回全国高校野球選手権広島大会が6日、開幕した。午前10時から広島市南区のマツダスタジアムで開会式があり、全90校86チームが参加した。

 入場行進は、前回優勝の広陵を先頭に、ベンチ外となった3年生部員も参加。選手、マネジャー約2千人が、場内を1周した。その後、2018年の西日本豪雨発生から6年となるこの日に合わせ、黙とうをささげた。修道の中垣咲哉主将が選手宣誓を務め、「野球への尊い思いを胸に、甲子園を目指して懸命に戦うことを誓います」と力強く話した。開会式直後の開幕試合は、賀茂―福山工のカード。

 県内の公式戦30連勝中で、4季連続の甲子園を目指す広陵が優勝候補筆頭。6月の春季中国地区大会を初めて制した尾道が続き、ノーシードながら実力のある新庄や広島商も有力だ。順調に日程が進めば、27日に代表校が決まる。

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