さつまいも好きの祭典「さつまいも博」が夏のさいたまスーパーアリーナにやってきました！ 今年春開催の「春のさつまいも博」では、会期中荒天続きに見舞われたにもかかわらず、約7万人が来場したという大人気のイベントです。「夏のさつまいも博2024」をコージー中嶋が取材してきましたので、リポートさせていただきます。
■全国の大人気「さつまいもスイーツ」や絶品「やきいも」が大集合
その地域でしか食べられない大人気の「ご当地スイーツ」ってありますよね。アウトドアや旅行などに行った際に現地で味わうか、商業施設などの催事やPOPUPストアでしかお目にかかれないレア物。地域をテーマにした物産展は数あれど、焼き芋やさつまいもスイーツの銘店が勢揃いするのがこの「さつまいも博」。
連日の猛暑続きに早くも夏バテ気味で「さつまいもって秋冬のもんじゃないの？」って思っているそこのアナタ！ 冷たいさつまいもスイーツや冷やし焼き芋、夏にオススメです！
全国から選りすぐりの夏いもスイーツやフードが自慢の18店舗に加え、さつまいもに関わる関連企業や自治体も集結。さつまいも・焼き芋好きはもちろん、美味しい物好きな人にはきっと楽しめるはず。今回はさいたまスーパーアリーナ屋内の会場なので、猛暑や雨も心配ナシ。です！
■ブラマン編集部 コージー厳選のさつまいもスイーツ店7選
●おいも日和（長野県）
さつまいも博では毎回新作の「ふたいろモンブランパフェ」が大人気の【おいも日和】。今回は安納芋のクリームを使用し、夏でもさっぱり食べられるバージョンが登場しました。
しぼりたてのモンブランクリームで仕上げるパフェは絶品です。ブースの前には、可愛らしいスイーツの写真が撮れるようにフォトスポットもあるなど、映えるビジュアルのスイーツと相まって女子の心を鷲掴みに。
また、限定販売の「信州りんごと蜜芋の贅沢パイ」や「クリームチーズと安納芋のタルト」といった個数限定の商品も販売されるので、早めにゲットしないと売り切れるかも？
おいも日和は、長野県内に4店舗展開なので、首都圏の方はこのチャンスをお見逃しなく！
●お芋スイーツ専門店 FLANDERS FRITES（フランダース フリッツ）（福井県）
ショーケースの中に様々なお芋スイーツの数々が陳列されている【FLANDERS FRITES】。
福井の特産「とみつ金時芋」を中心に全国の厳選したさつまいもを使用したスイーツは、どれも美味しそうなものばかり！
可愛らしいスイートポテト缶や小瓶に入ったパフェ瓶は、味だけではなく見た目もグッドです！
FLANDERS FRITESは、福井に1店舗で、今回のさつまいも博が初出店なので超レアです！
●日比焼き芋HIBIYAKIIMO Tokyo（東京都）
大正浪漫を彷彿とさせるおしゃれなイメージイラストとともに「バター焼き芋カレー」の文字が一際目を引く【日比焼き芋HIBIYAKIIMO Tokyo】。
「夏はやっぱりカレー」とのことらしいです。なかなかレアな組み合わせ（ジャガイモとカレーは普通にありますが）ですが、スイーツというか “おかず” ？ な一品で美味しかったです。ビールと一緒に味わいたいかも？
この「バター焼き芋カレー」は、さつまいも博限定の品なのでこの機会にぜひ！
●超蜜やきいもpukupuku（東京都）
「今川焼」ならぬ「芋川焼」の手書きの暖簾が渋くて “芋職人” 感を醸し出す【超蜜やきいもpukupuku】。
このお店のやきいも「超蜜やきいも」は、全国やきいもグランプリでやきいもなのにスイーツ部門で1位となった逸品だそうです。そして「芋川焼き」は、シルクスイートの芋餡が入った今川焼風のスイーツやジャガイモの冷製スープ「ビシソワーズ」より美味と思わせるオリジナルの冷製「超蜜やきいもポタージュ」はぜひご賞味あれ。
●芋屋 蜜の月 倉敷本店（岡山県）
「忘れられないお芋」「忘れられないお店」をモットーに、安納芋と蜜芋を中心に厳選した素材を丁寧に仕上げたスイーツが揃うお店です。
今回の自信作は有名レストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」で星を獲得したシェフが監修した安納芋を使ったスイーツ3種「安納黄金のプレミアムプリン」「安納芋カヌレ」「安納黄金のプレミアムスイートポテト」も登場。
●＆potato（アンドポテト）（群馬県）
「焼き芋筋トレ野郎が情熱で芋を焼く店」という尖ったキャッチフレーズとポップなブースに、これまたファンキーなオーナーが印象的だった【＆potato】。
夏のさつまいも博にうれしいアイス系の「濃厚蜜芋プレミアムソフト」は、その名の通りさつまいも感満載の濃厚な味わい。サービスエリアや道の駅などで売られているソフトクリームよりも何ランクも上の味。
また、「濃厚蜜芋飲料/シェイク」は、濃厚なお味ながらも意外とスッキリ飲みやすいのは、砂糖不使用で蜜芋だけの甘さだから。
オーナーの山田氏は、けっこう理論派で、さつまいものダイエットや美容への有用性や冷やして食べることでGI値が下がるので、さつまいもを冷製スイーツにするのはいいんですよと解説してくれました。
●千葉芋屋芝山農園 Cafe NETAIMO（千葉県）
千葉県香取市で300年以上続く芝山農園が手掛ける【Cafe NETAIMO】は、さつまいもを年間3,000tも扱い、さつまいもを熟知した農家が満を持して作り上げたさつまいもスイーツ。今回は夏向けにフラペチーノならぬ「芋ぺちーの」がイチ推しです。さつまいも博の「好きな夏いもスイーツ部門」で1位を獲得した、冷たくて美味しい夏にぴったりなドリンクです。
■さつまいも博の夏は夜まで楽しめる！？
「夏のさつまいも博2024」では、昨年夏の初開催で好評を博した「夜のさつまいも博」も18:00～20:00で開催。お酒に加え、夜だけ限定のメニューやお酒に合うメニューも多数出品され、さつまいもとお酒の新たな出会いも楽しめるそうです。
また、サツマイモをコンセプトに今回のイベントのためだけに考案したオリジナルカクテルを販売する会期限定の「さつまいもBAR」もオープンします。
今週末のお出かけに「夏のさつまいも博2024」はいかがでしょうか？
