マンチェスター・シティのデ・ブライネがサウジ移籍で口頭合意? 守護神エデルソンもサウジ移籍の可能性も

写真:デ・ブライネはアル・イテハドと口頭合意に達したようだ©Getty Images

マンチェスター・シティのベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネは、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテハドと個人的な条件で口頭合意したという。イギリスメディア『TEAMtalk』が伝えている。

デ・ブライネとマンチェスター・シティの契約期間は、2025年6月までとなっており、残り1年を切っているが、契約延長交渉は始まっていない。以前にデ・ブライネは、ベルギーメディア『HLN』のインタビューで、「さまざまな選択肢を考慮しなければならない。(サウジアラビアへの移籍は)信じられない金額を得られることができる」とサウジアラビアのクラブへの移籍を示唆する発言を残していた。

マンチェスター・シティも来夏にデ・ブライネもフリー移籍で失うよりも、移籍金を得ることのできる今夏の売却を検討しているようだ。そして『TEAMtalk』のルディ・ガレッティ記者は「(デ・ブライネは)アル・イテハドと個人的な条件で口頭合意に達した」と報じており、移籍を巡り、残されるのはマンチェスター・シティとアル・イテハドの交渉になるという。

デ・ブライネの退団に備えてマンチェスター・シティは、代役となる選手をリストアップしているようで、バイエルンのジャマル・ムシアラ、レヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツ、パリ・サンジェルマンのシャビ・シモンズを獲得候補に挙げているという。しかしながら、いずれの選手も巨額な移籍金が必要になり、交渉は一筋縄ではいかないと伝えられている。

また同記者は、ブラジル代表GKエデルソンも「アル・ナスルと個人合意した」と伝えている。マンチェスター・シティとアル・ナスルは移籍金を巡りすでに交渉中のようで、ジョゼップ・グアルディオラ監督も本人が移籍を望むのであれば、正守護神の退団も辞さない考えだという。またエデルソン放出の際には、2ndGKのシュテファン・オルテガが正守護神に昇格する見込みのようだ。

これまでグアルディオラ監督は、退団を望む選手の引き留めは行わず、チームの新陳代謝を図ってきた。長年マンチェスター・シティを支えた2人は今夏、サウジアラビアへ旅立ちことになるのだろうか。両者の去就に注目だ。

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