町合併20周年記念よさこいチーム・いの夏が地元の心を踊らせる いの町づくしの演舞 世代を超えて地域を盛り上げる

いの町の夏が熱い!合併20周年を祝う“いの夏”チームが、伝統と情熱を踊りに込め、110人の踊り子が地元愛を表現。メンバーも「楽しむ」をモットーにいの町を盛り上げる、いの夏に迫る。

「いの町を盛り上げたい」いの夏結成

いの町内にある屋内の運動施設・すぱーく吾北では、鳴子の音が鳴り響いていた。

2004年に旧伊野町と旧吾北村・本川村が合併して誕生したいの町。
いの町の合併20周年を記念して2024年結成されたよさこいチーム「いの夏(か)」。踊り子は4歳から69歳までの110人でそのうち7割がいの町出身または在住者だ。

いの町から参加者は「代表の小野さんが楽しくまずはみんなで楽しくやるってことが第一前提で親子で出れるのがよさこいやりやすいのでとてもいいと思います」と話す。

チームの代表は、いの町の元・地域おこし協力隊で町内で飲食店を営む小野義矩さん。

神奈川出身で7年前に高知に移住して初めて見たよさこいに感動し、2024年はいの町合併20周年記念ということもあり、「いの町を盛り上げたい」との思いでチームを作った。

いの町が詰まった振り付けと歌詞

6月初旬から週3回の練習を開始。

毎週日曜日はインストラクター山本香菜子さんが踊りを指導する。振り付けは、いの町出身の田村千賀さんが担当。楽曲は同じくいの町出身でフラチナリズムのモリナオフミさんが手掛けた。

歌詞や振り付けにもいの町らしさが詰まってる。また初心者でもたのしく参加できるよう振り付けを部分的に簡単にした踊り子の隊列もあり親子連れも多くみられました。

インストラクターの山本さんは「色んないのの特徴を込めてるので見てて楽しいなと思うし踊ってても楽しいです。最終的にはワイワイワイワイできたらいいのでみんなの笑顔が見られたらいいなと思っています」と笑顔で話す。

祭りへカウントダウン 本番に向けて汗流す

8月の祭り本番ではいの町の郷土芸能・吾北清流太鼓一番風の和太鼓が演奏に加わるということで、まさに“いの町づくし”だ。

いの夏・小野代表「チームの踊り子さん自身が運営のメンバーもそうですけどまずは楽しんでいただく、それを見ていただく。いの町を始め僕らの演舞見ていただく観客すべての方が元気になってもらいたいなと思っています。夏を盛り上げたいと思います」と意気込みを語る。

いの町らしさを全開に本番へ向け汗を流す。

(高知さんさんテレビ)

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