JR東日本とJR西日本、在来線車両の装置・部品共通化を検討

JR東日本とJR西日本は、在来線車両の装置・部品共通化の検討を開始する。

旅客輸送量や労働生産人口の減少が見込まれる中で、将来にわたり鉄道輸送事業を維持発展させ、安定的な輸送サービスを提供することを目的としいる。

車両の装置や部品を共通化し、調達の容易化や生産性の向上に寄与することで、持続的で安定した輸送サービスを提供する。今後、サステナブルな車両製造に向けて、両社で設計プロセスの効率化、設計技術の向上を目指した交流などを通じて、車両設計分野で会社の垣根を超えて連携を深めるとしている。

両社は北陸新幹線のE7系とW7系車両の共同設計や相互直通運転を行っているほか、両車両をベースとした新幹線の自動運転の実現に向けた技術検討も協力して進めている。

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