甲子園が開場100周年、記念展示で「歴代ユニフォーム」お披露目

野球の聖地「阪神甲子園球場」が2024年に開場100周年となることを記念し、百貨店「神戸阪急」(神戸市中央区)では、7月17日より甲子園にまつわる3つの展覧会を同時開催する。

2024年に会場100周年「阪神甲子園球場」

メモリアルイヤーを祝し、今までの歴史を振りかえる「記念事業」を多数展開している同球場。今回のイベントでは『阪神甲子園球場100周年記念展』『高校野球写真展』『高校野球ユニフォーム展』の3つが開かれ、野球の聖地としての歩みにスポットを当てる。

『阪神甲子園球場100周年記念展』では、100年の歴史を年表とともに振りかえるほか、ダッグアウトと呼ばれるチームメンバーのベンチや、照明の一部といった実際に球場内で使われていた設備が展示されるという。なかには、球場と同じ配合の土を使用したピッチャーマウンドも登場するなど、甲子園さながらの雰囲気を感じることができる。

展示するユニフォームの一部

そのほか、『高校野球写真館』では、毎年多くのドラマが生まれる「高校野球」の歴史を、写真約60点の展示や映像で振りかえるブースも。臨場感溢れる白熱シーンや応援風景、球場の変遷などが紹介される。高校野球研究科・石原正裕さんが収集した、夏の全国大会優勝校のユニフォームが展示される『高校野球ユニフォーム展』は、強豪校のユニフォームがずらりと揃い、ファン必見の企画となっている。

また、会場では、野球アニメ『タッチ』や『ルーキーズ』などとコラボした記念グッズも販売される。会期は7月17日から29日まで、「神戸阪急」本館9階催場でおこなわれる。いずれの展覧会も入場無料。

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