批判的な意見も多数あるけれど… 「仕事が好き」な1割の人だけの考えかた

[仕事が大好きすぎて、ずっと働いていてもいいと思える人も一部にはいるようだ。

働きかたに対する意識として、「仕事第一」と考える人もいる。それでは仕事が好きすぎて「休みがいらない」と思っている人は、どれほどいるのだろうか。

■1割「仕事が好きすぎて…」

Sirabee編集部が全国の10代~60代有職者の男女531名を対象に実施した調査では、「休みがいらないと思えるほどに仕事が好き」と回答した人は全体でわずか10.0%だった。

仕事に対してあまり情熱がない人もいれば、好きではあるが休みは必要だと考えるパターンもあるだろう。

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■休みの日も仕事のことを…

仕事が大好きで仕方がない40代男性は、「私は、毎日仕事に行くのが楽しみで仕方ありません。プロジェクトが佳境に差し掛かると、休みの日でも仕事のことばかり考えてしまいます。週末になると、新しいアイデアが浮かんできて、どうしてもそれを試したくなってくるほどです」と語る。

家で仕事をすることもあるようで、「そのために家でパソコンを開いて、アイデアを書き留めています。実質、休日にリモートワークをしているようなものですよね。家族との時間も大切にしていますが、みんな私が仕事に情熱を持っていることを理解してくれています」と続けた。

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■切り替えが大切

一方で休みの重要性を主張する30代男性は、「私は休みがないと、仕事の効率が落ちるタイプなんです。以前は休みなく働くことが美徳だと考えていましたが、過労でダウンしまったことがあります。それからは、しっかりと休むことが大切だと実感しました」と自分の考えを述べた。

今は休みの時間を大切にしているそうで、「今では、休みの日には家族と過ごしたり趣味に時間を費やしたりすることでリフレッシュしています。そうすると、仕事にも新しいエネルギーを持って臨むことができるんです。仕事は嫌いではありませんが、オンとオフの切り替えは大切ですから」と語っていた。

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■精度と濃度を上げるために

Xでは、「じつは忙しいのが好き。本当は、休みなんていらない」や「仕事好きなので、休みいらない派なんだよな」と仕事に重きを置く人の意見も見られた。

しかし一方では、「精度と濃度を上げるためには、休みが必要」や「休日は、仕事のことをまったく考えない時間も必要だと思う」と、休みの重要性を訴えるポストもある。

(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
2024年5月9日~2024年5月16日 調査対象:全国10代~60代有職者の男女531名

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