大谷翔平は今後10年“何しても”殿堂入り? 米指摘、ジャッジと並ぶ高評価

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ジ・アスレチックが選出…上から3番目の位置

ドジャース・大谷翔平投手はメジャーリーグで殿堂入りを果たせるのか。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」がMLB現役選手を対象に、ランク付け。上から3番目の「Across the 50(50%を超える)」に入った。

同メディアなどに寄稿している名物記者ジェイソン・スターク氏が8つのカテゴリに分類した。大谷は史上初めて2度の満票MVPを受賞。スターク氏は将来的な選出を確信し、殿堂入りしないためには「今後10年間何をすればいいか私はわからない」と指摘。「おそらく、どんなスポーツ(選手の中)でも、彼が最も才能ある人間だということだ」と絶賛した。

一方で、最上級ランクに入らなかった理由としてメジャーでのキャリアの短さを指摘。「日本での成績を入れても、通算1110安打か250本塁打ですら到達していない選手をレッドゾーンに入れることは難しい」とした上で「でも、彼の契約は2033年までだ。なので、これらの数字は問題にならないだろう」と将来的な殿堂入りに太鼓判を押した。

また同ランクには現役最強とも言えるヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手も入った。「なぜかアーロン・ジャッジはまだ通算1000安打を達成していないのだ! しかも彼はフルシーズン8年目を迎えていて、(1000安打まで)まだ56本もあるのだ!」と指摘した。一方で、こちらも「本塁打王を最低3回以上、MVPを最低1回以上獲得した元選手は11人いるが、全員が殿堂入りしている」と綴った。

このランク付けで、エンゼルスのマイク・トラウト外野手、ドジャースのフレディ・フリーマン内野手、クレイトン・カーショー投手らが最上級の“当確”に選出されている。(Full-Count編集部)

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