【一覧表つき】他業種の平均年収との比較も

2024年6月24日、株式会社SalesNowにより「自動車業界の平均年収ランキングTOP10」が発表されました。

第1位は自動車メーカー最大手の「トヨタ自動車」で、平均年収は895万4000円とのことです。

第2位以降にも言わずと知れた大手企業がランクインしているので、自動車業界の平均年収ランキングをチェックしてみましょう。

他業種の平均年収とも比較してみたので、ぜひ参考にしてください。

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【自動車業界】平均年収ランキングTOP10

それでは早速、自動車業界の平均年収ランキングTOP10を見てみましょう。

第1位はトヨタ自動車の895万4000円です。日本最大手の自動車メーカーとして世界的にも有名な企業であり、株式の時価総額は50兆円を超えています（2024年7月2日時点）。

第2位以降も、日産自動車や本田技研工業、ヤマハ発動機など、大手企業がランクインしています。

「製造業」の平均年収は638万8000円

国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査結果」によると、自動車メーカーが属する「製造業」の平均給与は532万7000円、平均賞与は106万1000円です。

製造業全体の賞与込みの平均年収は638万8000円であり、トヨタ自動車の平均年収はこれよりも250万円以上高い水準です。

参考までに、他の業種の平均年収も見てみましょう。

業種別の平均年収

＜賞与込みの平均年収＞

最も平均年収が高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」で894万2000円です。次いで「金融業・保険業」の811万3000円、「情報通信業」の754万2000円が続きます。

自動車業界の今後は？

100年に1度の変革期と言われるほど、自動車業界は大きく変わりつつあります。特に「CASE（ケース）」というキーワードが重要で、以下の4つの技術やサービスを指します。

車のIoT化、自動運転技術の発展、カーシェア市場の拡大、非ガソリン車の利用促進など、世界規模で技術革新が進んでいます。

日本の企業もこれらの技術開発を進めており、トヨタ自動車はその筆頭と言えるでしょう。

技術の進展により新たな雇用機会が生まれれば、給与の上昇も期待できるかもしれません。ただし、CASEの実現には課題も多く、必ずしも企業の収益構造に好影響を与えるわけではありません。

企業によっては変革の大きな流れについていけず、業績が低下してしまう可能性もあるでしょう。

まとめにかえて

自動車業界の平均年収ランキング第1位は「トヨタ自動車株式会社」で、895万4000円です。

他業種の平均年収と比べても高い水準であり、日本最大手の自動車メーカーとしての存在感がうかがえます。

今後も大きく変革する自動車業界の年収動向には要注目です。

参考資料