大塚新監督初陣は逆転負け 痛恨のパスミスから後半3失点 J2甲府 山梨県

サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府は6日、ホームで徳島ヴォルティスと対戦。大塚真司監督(48)の初陣となりましたが、1-3(1-0、0-3)で逆転負け。9戦勝利がなく、通算成績は6勝7分け10敗に。勝ち点は25のままです。

甲府は前節のアウェー大分戦で、リーグ戦14試合ぶりの無失点としましたが、ドロー。試合の3日後の2日に篠田善之氏との監督契約を解除し、コーチだった大塚氏を新監督としました。

大塚氏にとってJリーグトップチームの監督デビュー戦とは、前節から先発を2人変更。3-4-2-1のボランチにMF中山陸、ワントップにFW三平和司を起用しました。

すると、この2人が起用に応えました。前半39分、中山とのワンツーで左サイドを抜け出したMFアダイウトンが低いクロスを上げると、ゴール前で三平が左足でダイレクトシュート。ゴールネットを揺らしました。

しかし、後半12分、DF今津佑太のパスがカットされ、失点に。同点に追いつかれると、22分にもクロスから失点し、逆転されました。

さらにアディショナルタイム、再び今津のパスをカットされ、カウンターから3失点目を奪われました。

次節は14日に行われ、ホームにV・ファーレン長崎を迎え撃ちます。

また、10日には甲府市の「JIT リサイクルインク スタジアム」で天皇杯全日本選手権大会3回戦が行われ、甲府はJ1・セレッソ大阪に挑みます。

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