“ねこは液体”という言葉があるほど、体がとても柔らかく、自由自在に姿形を変えるねこ。絶対に入れないと思うような隙間を通ったり、一見すると窮屈そうな場所でリラックスしていたりと、どんな場所にも対応できるのが不思議ですよね。X（ツイッター）では、段ボール箱にジャストフィットしたねこが大きな話題に。あまりにもぴったりと収まった姿に、なんと9万件を超える“いいね”が集まっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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段ボールの“中身”は高級タオル？
「ぴったりフィット」
そんなコメントが添えられた写真には、段ボールに隙間なく白いふわふわのファーが敷き詰められています。ふわふわした見た目が高級感を醸し出し、とても触り心地が良さそうです。
ところが、よく見ると写真の上部には、ピンク色の鼻と唇が……。さらに目を凝らすと、後ろ足で目を覆っているのが分かります。
どうやら、ねこが段ボールにぴったりと収まって眠っているようです。驚くほど四角いねこの姿に、思わず目を疑ってしまいます。
この写真がXで公開されると、9.1万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「やはりねこは液体 どんな形にもぴったりフィット」「そのままうちに送ってください」「見事な長方形」「ぴったり収まりすぎ」「ふかふかのバスタオルにしか見えない」「箱の妖精だ」などの声が寄せられています。
段ボールの快適さを確かめる福くん
四角い姿で寝ていたのは、スコティッシュフォールドで10歳の「福」くん。ふわふわとした白い被毛が美しく、大きな瞳がチャーミングな男の子です。幸せを運びそうなお名前は、白くてもちっとした見た目が大福に似ていることが由来です。
福くんは普段から、段ボールに入ってくつろぐのが大好き。新しい段ボールが届くと、必ず入って寝心地の良さを確かめます。話題になった写真の段ボールは、福くんの体にとてもしっくりきたようです。
「いろいろと体勢を変えながらですが、1時間くらいは入っていたと思います」
長い時間、箱の中を堪能していた福くん。角ばった体勢がちょっぴり窮屈そうに見えますが、“ねこは液体”といわれるだけあって、福くんもその例外ではありません。飼い主さんのXアカウントには、段ボールにジャストフィットする福くんの姿がたくさん投稿されています。
もしかすると、福くんは今日も宅配便のチャイムが鳴るのを心待ちにしているかもしれませんね。
○取材協力：福ちゃん（@fukuchanwhite）さん
