ユベントス（イタリア1部）が、ローマ（同1部）に所属するイングランド代表FWタミー・アブラハム（26）の獲得に興味を持っているようだ。
チアゴ・モッタ新監督の下で新シーズンに臨むユベントスは、今夏にアストン・ビラ（イングランド1部）からブラジル代表MFドウグラス・ルイスを獲得。そのほか、ニース（フランス1部）からフランス代表MFケフラン・テュラムの獲得にも迫っているほか、アタランタ（イタリア1部）のオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスにも目を光らせており、中盤の刷新を敢行している。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ユベントスは攻撃強化も画策しており、セルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチの代役としてアブラハムの獲得を模索している模様。買い取りオプション月の付きのレンタルやドライローンなど複数のオプションを模索しているが、まだクラブ間交渉は行なっていないようだ。
また、イングランド人ストライカーにはミラン（イタリア1部）やプレミアリーグの複数クラブも注目しており、ローマも売却を望んでいるという。ただ、ユベントスが望むレンタルではなく、完全移籍を望んでいるようだ。
下部組織から育ったチェルシーでプロキャリアをスタートさせたアブラハムは、複数クラブへのレンタル移籍を経験して2021年夏にローマへ移籍。加入初年度からクラブのタイトル獲得に貢献したが、昨季は長期離脱の影響もあり、セリエA8試合で1ゴールの成績に終わっていた。
