柳楽優弥 韓国の映画祭でファンからの質問に回答 10代の頃の主演作品を振り返る

【画像】柳楽優弥「温かく迎えてくれるキャパシティーを持った人たち」 韓国の映画祭で現地ファンに感動

俳優の柳楽優弥さん(34)と堤幸彦監督が5日、韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭で行われた映画『夏目アラタの結婚』のワールドプレミアに参加。会場に集まったファンからの質問に答えました。

映画は、児童相談所の職員と連続殺人事件の死刑囚との“獄中結婚”を描いた物語。原作は累計発行部数250万部を誇る人気コミックで、世界最大級の日本アニメ・マンガのコミュニティサイト『MyAnimeList』でも紹介されるなど、海外でも高く評価されている作品です。

世界初お披露目となる今回のワールドプレミアのチケットは、事前に即完売。会場は529人の観客で満員となりました。(配給会社発表)

そして上映終了後、柳楽さんと堤監督が盛大な拍手に包まれながらステージに登場。柳楽さんが「カムサハムニダ(ありがとうございます)」と韓国語で挨拶すると会場の熱気はピークに。

堤監督も「どう見られるのか不安がありましたが、皆さまから上映終了後、拍手が起きたので、一気に良い気持ちです」と笑顔で挨拶しました。

■上映後には会場のファンからの質問コーナーも

そして2人は、会場のファンからの質問に回答。「人生を生きる上でのこだわりはありますか?」と聞かれた柳楽さんは「一生懸命に生きること。14歳の時に『誰も知らない』でカンヌを受賞してから、16歳で堤監督と初めて『包帯クラブ』という作品で出会い、またこうして作品を一緒に作れました。夢に向かってコツコツ進んでいきたいです」と、2007年に柳楽さんが主演した堤監督作品を振り返りながら答えました。

その後、別のファンから「(『包帯クラブ』が大好きで)私のお部屋には包帯が巻かれています。大好きです」と告白されると、柳楽さんは「カムサハムニダ」と笑顔で感謝の気持ちを伝えました。

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