ハッサン・ヒロ、磐田移籍秒読み「G大阪ネタ・ラヴィから…」意味深投稿も

ジュビロ磐田のホーム ヤマハスタジアム 写真:Getty Images

ジュビロ磐田は今月6日開催の明治安田J1リーグ第22節・川崎フロンターレ戦で引き分けたが、イスラエル1部ブネイ・サフニンFCから元U18イスラエル代表DFハッサン・ヒロを完全移籍で獲得した模様。本人はガンバ大阪所属のイスラエル代表MFネタ・ラヴィからJリーグ挑戦を勧められたという。

ヒロの去就を巡っては、イスラエルのスポーツ専門チャンネル『One』が先月27日に「磐田はヒロの獲得でサフニンと合意。現在、最後の詳細を詰めている」とリポート。磐田はヒロと年俸35万ユーロ(約6000万円)の3年契約を結ぶ見込みであり、移籍金は41万5000ユーロ(約7200万円)にのぼることもあわせて伝えていた。

すると、同メディアは今月6日になって「ヒロが磐田と契約を結んだ。彼は今週、日本の就労ビザを取得する予定。来週にも日本へ向かう」と報道。記事では「ヒロは今週、ネタ・ラヴィと連絡したが、その際に日本でのプレーを強く勧められたほか、Jリーグについてアドバイスを受けている」と綴られている。

現在24歳のヒロは、身長188cmのセンターバック。2019年にサフニンのトップチームへ昇格して以降、マッカビ・ブネイ・レイネーへの期限付き移籍期間(2021/22シーズン)を除き、サフニンでプレー。2部降格で迎えた2021/22シーズン以降、センターバックでレギュラーに定着すると、2023/24シーズンはリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。上位6クラブによるプレーオフでは10試合中5試合でスタメンに名を連ねた。

なお同選手は6日にインスタグラムを更新。サフニンへの別れを告げるとともに、日本国旗の絵文字を添えていることから、来日間近とみられる。ネタ・ラヴィにつづく史上2人目のイスラエル人Jリーガーが誕生まで秒読み段階に入っている。

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