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■フォルダーカップとは?
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スウェーデン発のカトラリーブランド、「WILDO(ウィルドゥ)」。軽量でユニークなデザインのアウトドアギアを展開しているが、中でも人気なのが今回紹介する「FOLD A CUP(フォールダーカップ)」だ。
軽量ながらも機能性に優れ、多くのアウトドア愛好家に支持されているアイテムである。今回は5年間に渡りフォールダーカップを愛用している筆者が、その魅力とデメリットになり得る点を紹介していく。
■フォールダーカップのメリット
さまざまな利点があるが、主なメリットは5つ。
●メリット1 とくにかく軽量
何と言ってもフォールダーカップの魅力はその軽さ。ノーマルサイズ(約250ml)で約25g程度、ビッグサイズ(約600ml)でも約47gと非常に軽い。これまで使っていたステンレス製シェラカップ約104g、チタン製マグカップ約96gと比較すると、その差は歴然だ。
●メリット2 折りたためる
折りたためるのも大きな特徴だ。使用しない時には平らに折りたたむことができ、レギュラーサイズで約2.8cm、ビッグサイズで約3.8cmと収納スペースを最小限に抑えられる。メスティンやケトルにも入る薄さのため、さまざまなクッカーにスタッキングできる。
レギュラーサイズはビッグサイズの中にスタッキングでき、2つ持って行ってもかさばらないのはうれしい。
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●メリット3 用途の幅が広いサイズ感
フォールダーカップは、大きさが2種類。約250mlのレギュラーサイズと約600mlのビッグサイズがあり、用途に応じて選べる。レギュラーサイズはコーヒーなどの飲み物に最適で、ビッグサイズはスープや料理におすすめだ。ビッグサイズには100ml単位の目盛りが付いており、炊飯時や鍋のボウルとしても活躍してくれる。
●メリット4 電子レンジ対応
プラスチック系のマグカップは、電子レンジ未対応のものが多い。しかし、フォールダーカップは電子レンジ対応で、普段使いにも適している。
例えば、旅行先のホテルでスーパーで買ってきたお惣菜をフォールダーカップに入れて温めたり、冷めた飲み物を温め直したりもできる。アウトドアに限らず使用できる点もおすすめポイントとなる。
●メリット5 HARIOのV60がシンデレラフィット
コーヒー好きの中には、HARIOのV60を愛用している人も多い。実はフォールダーカップはV60と相性がよく、ビッグサイズがシンデレラフィットする。ドリッパーを持ち上げても外れないほど、きちんとはまるのでドリッパーが倒れてしまう心配もない。
他のドリッパーとも相性がよく、スノーピークのステンレスドリッパーなども使用できる。グループキャンプで人数分のコーヒーを淹れ、シェアするのにおすすめだ。
■フォールダーカップのデメリット
フォールダーカップは非常に使いやすく、便利な点が多い一方で、デメリットも存在する。対策可能な点もあるため、気になる人は購入前に確認しておこう。
●デメリット1 飲み物の色がつきやすい
カラーにもよるが、使っていくうちに飲み物の色が付着してしまうデメリットがある。特にコーヒーや紅茶などの色の濃い飲み物を頻繁に使用する場合、カップの内側に色が残ってしまう。
そのため、明るい色のカップは色が付くのを理解したうえで選ぼう。また、匂いの強い飲み物や食べ物を入れた後は、匂いが残ってしまうこともある。その際は、熱い塩水や重曹を入れたお湯につけ置きしておくと、匂いが取れやすいので試してみてほしい。
●デメリット2 直ぐに冷めてしまう
軽量でコンパクトな反面、薄く作られているため、保温性はいま一つ。他のマグカップと比べても、熱い飲み物がすぐに冷めてしまう。
寒い季節での利用は注意が必要だ。フォールダーカップを保温する専用のコジーがあり、劇的に変わるわけではないが、十分購入するに値するアイテムである。主にハンドメイドで販売されているが、自作も可能なので試してみよう。
●デメリット3 折りたたむとき固い
折りたたむ際、少し固いと感じることがある。特にはじめて使う際には、少し力が必要だ。この点は使い続けることで改善されることが多いので、それほど大きな問題にはならないはず。
■フォールダーカップでギアをより軽量に
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軽量さとコンパクトさから、極力荷物をコンパクトかつ軽量にしたいアウトドアシーンの理想的なアイテムとして人気があるフォールダーカップ。値段もレギュラーサイズが税込み770円、ビッグサイズが税込み990円と手頃なので、ぜひキャンプギアのアクセントとしていかがだろうか。