3日、シリアの首都ダマスカスに設置された、中国が寄贈したソーラー街路灯。（ダマスカス＝新華社配信）
【新華社ダマスカス7月7日】シリアの首都ダマスカスで3日夜、中国が寄贈したソーラー街路灯の引き渡し式があり、中国の史宏微（し・こうび）駐シリア大使、シリア計画・国際協力庁（PICC）のハリル長官らが出席した。
3日、引き渡し式でスピーチする中国の史宏微駐シリア大使。（ダマスカス＝新華社配信）
史大使は式典で、両国首脳が昨年9月に戦略的パートナーシップの樹立を共に宣言し、千年にわたり受け継がれてきた友好関係がより強固になり、深まったと指摘。中国は今後も良き友人、良き兄弟、良きパートナーとして、ソーラー街路灯などシリアの人々の生活を豊かにするさまざまな支援を提供し、シリアのインフラ再建を支えていくと表明した。
3日、シリアの首都ダマスカスで、中国が寄贈したソーラー街路灯を設置する作業員。（ダマスカス＝新華社配信）
シリア側は、中国の無私の援助に心からの感謝の意を表した。ダマスカス市街地の主要道路は深刻な電力不足のため明かりがなかったが、中国から贈られたソーラー街路灯が商業地域や居住区を通る6本の道路を照らし、地元住民約1万人に恩恵をもたらしたという。
3日、シリアの首都ダマスカスに設置された、中国が寄贈したソーラー街路灯。（ダマスカス＝新華社配信）
3日、シリアの首都ダマスカスに設置された、中国が寄贈したソーラー街路灯。（ダマスカス＝新華社配信）
