“変わり種よりシンプル”さで人気の昆布を超えたのは、10~30代男女が「好きなおにぎりの具」【トップ3】

素朴だけどおいしい!(photoAC)

近年、おにぎり専門店が人気を集めている。具材も定番から変わり種まで、数十種類も選べて、中には数時間の行列ができる店も。外国人からの関心も高く、海外にも続々とおにぎり専門の店舗がオープンしたり、訪日観光客がコンビニおにぎりに夢中になるなど、国内外で盛り上がりを見せている。日本人にとってはソウルフードでもあるおにぎりだが、その魅力は具材によって味わいが変わること。そこで今回は10~30代の男女100人に「好きなおにぎりの具」について聞いてみた。

第3位(11.0%)は、昆布。

以外にも渋めな昆布がトップ3にランクイン。おにぎりの具になる昆布は、主に甘辛い味つけの佃煮がほとんど。甘塩っぱさだけではなく、昆布の旨みとごはんとの相性が抜群。まどこか懐かしくてホッとする味わいが人気の秘密かもしれない。

「変わり種よりシンプルな味が好きだから」(30歳/男性/営業・販売)

「味が濃くてコリコリした食感も好き」(23歳/女性)

「素朴な味だから」(27歳/男性/研究・開発)

「塩味がいい。食物繊維が摂れるから」(29歳/女性/学生・フリーター)

「甘辛い味が好きだから」(32歳/男性)

■第2位はコンビニでも人気「ツナマヨ」

第2位(21.0%)は、ツナマヨ。

その名の通りツナとマヨネーズを和えたツナマヨ。シーチキンの旨味とマヨネーズを合わせることで、よりコクのある味わいになり、まろやかさもプラスされる。ツナマヨは1983年にセブン-イレブンが「シーチキンマヨネーズ」おにぎりとして発売し、大ヒット。いまでは大手コンビニおにぎりだけでなく、家庭でも親しまれるおにぎりの具だ。

「マヨネーズのコクとツナの味が合わさっておいしい」(27歳/男性/研究・開発・技術者)

「マヨネーズとツナの相性が最高」(26歳/女性)

「王道だから」(29歳/男性/学生・フリーター)

「こってりもありつつ、さっぱりもしている」(24歳/女性/企画・マーケティング)

「マヨネーズで和えたツナがごはんに合う」(31歳/男性/専門職)

「マヨのまろやかさとツナのしょっぱさがお米と合っておいしい」(13歳/女性/学生・フリーター)

「甘さとしょっぱさのバランスが良い」(26歳/男性)

■第1位はバランス最高「鮭」

そして第1位(25.0%)は、鮭。

おにぎりの具となる鮭は、焼き鮭、鮭フレーク、ほぐし鮭など、さまざまなバリエーションが楽しめる。鮭の濃厚な旨味と絶妙な塩加減はごはんのお供にピッタリ。鮭は、ビタミン類やDHA、タンパク質などの栄養面でも優秀だ。

「家で作るのも簡単だし、店でも必ず売っている」(28歳/女性/コンピュータ関連技術職)

「ごはんに良く合い、塩っけがおいしいから」(30歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「甘すぎずしょっぱすぎずで、ちょうど良い」(15歳/女性)

「焼き魚の旨みがある」(20歳/男性/学生・フリーター)

「鮭の風味が好きだから」(34歳/男性)

「あっさりすぎず、こってりすぎずといった味のバランスが良い」(32歳/男性/総務・人事・事務)

「魚が好きだから」(23歳/女性)

■「好きなおにぎりの具」ランキング
1位 鮭
2位 ツナマヨ
3位 昆布
4位 明太子
5位 おかか
5位 梅干し
7位 たらこ
7位 いくら
9位 焼きたらこ
9位 鮭いくら
9位 スパム

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