地元企業と学生の交流の場に 「デビュー!」合同企業説明会 42社出席、自社PR 上越タイムス社など

高校生や大学生が多く訪れ、地元企業の事業や風土の一端に触れた

高校生向け企業情報誌「Debut!(デビュー)」を企画・発行するバーツプロダクション(上越市西城町2)と上越タイムス社でつくる実行委員会は6日、同市本城町の高田城址公園オーレンプラザで、地元企業の合同説明会を開いた。9月から就職試験が始まる高校生のほか、大学生、専門学生らが会場を訪れた。

企業は42社が出席。自社のパンフレットや製品、プロモーションビデオなどを持ち込み、自社の強みや募集する職種、待遇などを説明した。

学生は友人と誘い合わせたり、家族と共に会場を訪れたりした。特に高校生は企業選びで家族との相談が多いため、一緒に企業のブースを訪ね、説明を受ける様子が見られた。

同市出身で県内の大学2年の学生は「県外就職を考えていたが、説明を聞いて地元企業の意外な面を見ることができた。3年になると就職活動が事実上本格化するが、県内就職という選択肢を含めてもいいかなと思った」と話していた。

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