赤ちゃんの興味を引きつけるねんねの時期の遊び「蝶のモビール」の作り方とは!?【ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖】

蝶のモビール

推奨年齢 2・3ヵ月~ あそび制作

ちゃみ

色に濃淡があり、奥行きがあるモビールなので、見る力が少し育ってきた頃におすすめ。グラデーションの色合いが、赤ちゃんの興味を引きつけます。

この力が伸びる!

高低差と奥行きがあるモビールのため、子どもの「見る力」をしっかりと育めます。色が識別しやすくなってくる点もポイント。

あそぶときのポイント

赤ちゃんが動き始めたら、モビールをかたづけること。ずっと飾っていると興味がそこにとどまり、動きを触発できなくなってしまいます。

用意するもの

  • ・両面折り紙(7cm四方~)
  • ・テグス
  • ・刺繍枠(直径24cm)
  • ・はさみ
  • ・キリや針など
  • ・のり

作り方

作り方1

折り紙を半分に折り、型紙を使って蝶の形に切り取る。細長い胴体はのりしろになる

(型紙はP.11のQRコードから)

作り方2

胴体の部分を、写真のように折る。同じ手順で色が濃淡になるように蝶を作る

作り方3

蝶の体の中心より上にキリか針で穴をあけ、テグスを穴に通して3回玉結びする

作り方4

表側の胴体にのりを塗り、貼り合わせてテグスを固定。濃い色の蝶ほどテグスは長く残す

作り方5

刺繍枠に3ヵ所、吊り下げ用のテグスをつけ、上で結んでまとめて輪を作る

作り方6

蝶のテグスを長さ順になるように等間隔で結ぶ。余分なテグスはカットする

【出典】『ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖』監修:北川真理子

【書籍情報】
『ゆる〜く楽しく続く!おうちモンテッソーリの知育遊びアイデア帖』
監修:北川真理子

モンテッソーリ教育は、多くの教具や教材を使用し、子どもが自ら発見し学べる環境を提供する教育方法です。モンテッソーリ園では、異年齢の子ども同士の関わりも重視され、優しさや思いやりが自然に育まれます。しかし、家庭では教具を揃えるのが難しく、環境も十分ではありません。本書では、家庭でできるモンテッソーリ教育の要素を取り入れた知育遊びを紹介。特に指先を鍛える遊びが中心で、これにより将来の鉛筆や箸の使用に役立ちます。子どもが興味を示さない場合は、全身運動を取り入れてから再挑戦するのがおすすめです。本書が子どもの成長と自立をサポートする一助となることを願っています。

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