ビラ守護神マルティネス、昨夏にマンU移籍が迫っていたことを代理人が告白

エミリアーノ・マルティネス 写真:Getty Images

アストン・ビラに所属するアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスの代理人が昨夏にマンチェスター・ユナイテッド移籍に近づいていたことを明かした。

アーセナルでプロキャリアをスタートさせたマルティネスは、下部リーグの複数クラブへのレンタル移籍を経験したのち、2020年夏にアストン・ビラへ完全移籍。初年度からレギュラーとしてプレーすると、昨季もプレミアリーグ34試合に出場して9回のクリーンシートを記録した。

2021年にデビューした代表では2022年のカタール・ワールドカップではスーパーセーブを連発して母国の優勝に大きく貢献したマルティネスは、昨夏にユナイテッド移籍が接近していたという。しかし、代理人は『ESPN』でエリック・テン・ハグ監督がアヤックス時代に指導していたカメルーン代表GKアンドレ・オナナを選択したと語っている。

「今の彼は最高のプロジェクトに参加している。昨年の彼あマンチェスター・ユナイテッドに近づいていたが、監督はすでに知っていたオナナを選んだ。しかし、マンチェスター・ユナイテッドの誰もが理想的なGKはエミリアーノ・マルティネスだと言っていた」

なお、長年守護神を務めていた元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが退団したことから新守護神を探していたユナイテッドはインテルから高額な移籍金でオナナを引き抜き。そのオナナは序盤戦こそ敗戦に繋がるミスをしていたが、プレミアリーグ38試合で9回のクリーンシートを達成した。

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