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一関市室根町の「むろね七夕夏まつり」(実行委主催)は6日、同町の折壁町商店街を歩行者天国にして開かれた。市内で最も早い夏祭り。10月に町内で行われる室根神社特別大祭に出場する袰先陣(ほろせんじん)の模擬巡行をはじめ、にぎやかな催しが繰り広げられた。
「むろね夏まつり」と「むろね七夕まつり」を統合し、2023年に始まった。同日は真夏の暑さとなったが、会場には多くの人が繰り出した。
催しのうち袰先陣の模擬巡行は、国の重要無形民俗文化財となっている同大祭の「マツリバ行事」に携わる室根神社祭「マツリバ行事」袰先陣保存会(小山光正会長)が行った。地元の会員や有志ら幅広い年代による大名行列が、大きな飾り「曲ろくの花」を引く車と共に商店街を練り歩き、同大祭をアピールした。