意外と深い意味があるかも!? おじさんが数珠やパワーストーンを付ける理由

身近な仏具の1つである数珠や石をお守りとしたパワーストーン。これらをブレスレットとして付けているのが中高年のおじさんに多い印象だ。「どうして年を取ると数珠やパワーストーンを付ける人が増えるのか不思議」といった声も聞かれる。一体どういう理由で身に付けているのか、じっくり深掘りしてみよう。

おじさんが数珠を付ける理由とは?(画像はイメージ)

数珠やパワーストーンのブレスレットはおじさんの生き様を表す!?

数珠などのブレスレットはよく芸能人も付けているが、経営者や地位の高いおじさんにも付けている人が多い。ネット上ではその理由として、「年をとったり、地位が上がると『自分の力ではどうにもならないこと』が増えるから」といった声や「上の立場になると、自分の努力でカバーできない範囲もどんどん出てきて、ゲン担ぎをしがち」といった意見が多く見られた。神頼み的な意味合いや、運気をあげて物事をうまく運びたいといった気持ちが隠れているようだ。

また「成りあがった人ほど運の大切さを知ってるから、こういうゲン担ぎグッズが好きだったりする」「運とかタイミングの重要さを痛感してるからでは?」など、社会で必死に戦ってきた人だからこそとの見方も。

他にも「断れない相手やお世話になってる人に勧められて付けるしかなかったのかも」といった分析もされている。偉くなったり年をとると、周りとのつき合いが増えることもあり、人間関係をうまく構築するためといった要因もあるかもしれない。

一方で、「オシャレにこだわりすぎるのも気恥ずかしいが、こういう一見ファッションっぽくないものでオシャレを楽しんでいる」と、おしゃれの1つとして付けている人も。「おじさんは単純にファッションとして楽しめる範囲が少ない」という声もあり、ビジネスシーンでも許容されやすい有難いアイテムとのことだ。他にも「飲み過ぎないようにこれを見て思い出してる」など、自分なりの意味を持って付けている人もいるようだ。

おじさんたちが数珠やパワーストーンを付ける理由は様々。もし付けている人に出会ったら理由を聞いてみると、おじさんたちの生き様を垣間見ることができるかもしれない。(フリーライター・井原亘)

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