サマージャンボ宝くじ 買うならいつ? 2024年の販売期間中に最強「開運デー」も

2024年のサマージャンボ宝くじとサマージャンボミニが7月8日から発売(写真はイメージ)【写真:写真AC】

2024年の「サマージャンボ宝くじ」と「サマージャンボミニ」が、7月8日(月)から全国でいっせいに発売。いずれも1枚300円で、販売期間は8月8日(木)まで。抽選は8月23日(金)に行われます。サマージャンボ宝くじは1等賞金が5億円で24本、1等の前後賞が1億円で48本。サマージャンボミニは1等が3000万円で70本、1等の前後賞が1000万円で140本です。せっかくなら縁起の良い日に買って、毎年恒例のビッグイベントに弾みをつけたいところ。販売期間中の、暦の上で運気が良さそうな日をピックアップしました。

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一粒万倍日の吉日は、7月8日をはじめ販売期間中に5日あり!

宝くじ購入の吉日として、広く知られるようになった「一粒万倍日」。日の吉凶を表す選日(せんじつ)のひとつで、もともとは「一粒の籾(もみ)をまいておけば、万倍にも実り、輝く稲穂となって返ってくる日」という意味があります。この日の行動が将来、何倍にも膨らんで戻ってくると信じられ、宝くじや財布などを購入するのに最適な日といわれるようになりました。

2024年のサマージャンボ宝くじ販売期間中の一粒万倍日は、発売初日の7月8日をはじめ、全部で5日あります。

○販売期間中の一粒万倍日
7月8日(月)
7月17日(水)
7月20日(土)
7月29日(月)
8月1日(木)

7月29日は一粒万倍日に天赦日や大安が重なる最強デー

この5日の一粒万倍日のうち、ほかの吉日も重なるラッキーデーがあります。7月17日は大安と重なるパワフルデー、そして7月29日はなんと最上の大吉日とされる天赦日(てんしゃび、てんしゃにち)と大安が重なるトリプル開運デーです。

○販売期間中の一粒万倍日と大安が重なる大吉日
7月17日(水)

○販売期間中の一粒万倍日と天赦日と大安が重なる最強日
7月29日(月)

最終日の8月8日は大安

大安は「お日柄が良い日」として広く知られる、吉日の“代表”。六曜(ろくよう)または六輝(ろっき)という暦の考え方に基づき、「終日何をしても良いことにつながる日」と考えられてきました。サマージャンボ宝くじ販売期間中は、前述の7月17日、29日を含めて5日あり、最終日の8月8日も大安です。

○販売期間中の大安
7月11日(木)※
7月17日(水)
7月23日(火)
7月29日(月)
8月8日(木)
※7月11日は不成就日と重なります。

不成就日とは、一粒万倍日と同じ選日のひとつで六曜とは異なりますが、「物事が成就せず悪い結果を招く凶日」とされる日。気になる場合は避けたほうが良いでしょう。

金運アップの寅の日、巳の日狙いも

十二支にちなんだ金運アップの吉日狙いもあり。寅の日や巳の日はお金に縁起がある日といわれ、宝くじを買うのに好まれる日です。トラは「千里を行って千里を帰る」ことから「お金を呼び戻す」と考えられ、ヘビは金運の神様である弁財天の使いとされたことに由来します。

○販売期間中の寅の日
7月13日(土)
7月25日(木)
8月6日(火)※
※8月6日は不成就日と重なります。

○販売期間中の巳の日
7月16日(火)※
7月28日(日)※
※7月16日、28日ともに六曜の仏滅と重なります。

以上、2024年サマージャンボ宝くじ販売期間中の吉日をまとめてみました。信じる、信じないはそれぞれの価値観によりますが、古くから伝わる吉日に縁起を担いでみると、いつもとは視点で楽しめるかもしれません。

鶴丸 和子(つるまる・かずこ)
和文化・暦研究家。留学先の英国で、社会言語・文化学を学んだのをきっかけに“逆輸入”で日本文化の豊かさを再認識。習わしや食事、季節に寄り添う心、言葉の奥ゆかしさなど和の文化に詰まった古の知恵を、今の暮らしに取り入れる秘訣を発信。

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