ユベントス、守備強化にニースDFトディボを狙う?マンU関心も獲得不可に

ジャン=クレール・トディボ 写真:Getty Images

ユベントス(イタリア1部)が、ニースに(フランス1部)に所属するフランス代表DFジャン=クレール・トディボ(23)の獲得に興味を持っているようだ。

トゥールーズでプロキャリアをスタート後、2019年1月にステップアップしたバルセロナでは思うような出場機会を手にすることはできず、シャルケやベンフィカへのレンタル移籍を経験。2021年2月にニースへ加わると、フィジカルの強さなどを武器に昨季もリーグ・アン30試合に出場して2アシストを記録した。

そんなトディボには今夏にセンターバッの補強に乗り出しているマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)も関心を示していたが、ニースの株式も保有するサー・ジム・ラトクリフ氏が会長を務めるイギリスの多国籍化学企業『INEOS(イネオス)』が株式の一部を取得したことにより、UEFAが制定するルールで獲得が不可となってしまった。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ユベントスは守備強化の一手としてトディボをリストアップしているという。ユベントスはニースからフランス代表MFケフラン・テュラムの獲得にも迫るなど、クラブ間の関係は良好なようであり、移籍金は過去にユナイテッドと合意していた4000万ユーロ(約69億7000万円)前後のようだ。

また、ユベントスはアーセナル(イングランド1部)でプレーするポーランド代表DFヤクブ・キビオルにも関心を示している模様。同選手は新シーズンから指揮を執るチアゴ・モッタ監督の下でプレー経験があるものの、プランBのオプションとなっているようだ。

© フットボール・トライブ株式会社