自転車ロードレース「きたかみ夏油高原ヒルクライム2024The Final」(実行委主催)は7日、北上市和賀町で開かれた。10回目を数えた今回で一区切り。全国から集ったライダー約350人が、最後となる夏油路を惜しみながら走破した。
夏油高原エリアの活性化に向けた夏の一大行事として2011年から催され、20年以降は新型コロナウイルスの影響もあり4年連続で中止。今回が5年ぶりの開催となった。
同日朝、参加者は和賀町岩崎地内をスタートし、あいにくの雨模様の中、夏油高原スキー場までの18キロにわたり、最大標高差561メートルの起伏に富んだコースを疾走。夏油高原エリアの深緑や大自然を満喫しながら、白熱のレースを繰り広げた。